ピップ株式会社が、20~50代の女性10,000人を対象に「身体の冷え」に関する実態調査を実施したところ、冷え症だと回答した人が63.8%おり、そのうち“冷えのぼせ”に該当する人は約半数もいることが分かりました。
さらに、冷え症だと回答した20~50代の人416人を対象に「身体の冷えと悩み」について調査を実施したところ、“冷えのぼせ”の人は、冷え症の人よりも冷え以外の不調に悩んでいる傾向が強いことが分かりました。
今回の調査結果について、女性の冷えに詳しい目黒西口クリニック院長の南雲久美子先生による、“冷えのぼせ”の解説と原因や対策について伺いました。

調査概要調査概要

目黒西口クリニック 南雲久美子(なぐもくみこ)院長目黒西口クリニック 南雲久美子(なぐもくみこ)院長
1982年、杏林大学医学部卒。東京慈恵会医科大学第2内科入局、関東逓信病院(現NTT関東病院)消化器内科非常勤嘱託を経て、北里研究所附属東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。96年、東洋医学と西洋医学を融合した治療を行う目黒西口クリニックを開業。冷え症、自律神経失調症をライフワークとしている。
著書に『新版 冷え症・貧血・低血圧』(主婦の友社)、『タイプ別・冷え症改善ブック』(家の光協会)、『名前のない病気・不定愁訴』(家の光協会)。

20〜50代の3人に1人は"冷えのぼせ"

20~50代女性に「普段身体の冷えを感じるか」を聞いたところ、63.6%の人が冷えを自覚していることが分かりました。さらに全体の32.7%が“冷えのぼせ”の症状を自覚しており、この結果から20~50代の約3人に1人は“冷えのぼせ”であることが明らかになりました。

南雲久美子 院長
普段冷えを感じており、手または足が冷えているのに顔や頭がボーっと熱くなることがあるというのが典型的な"冷えのぼせ"の症状で、ここ最近クリニックに来られる冷え症の患者さんの中のほとんどが"冷えのぼせ"です。

グラフ1:冷えを感じている人の割合グラフ1:冷えを感じている人の割合

50代に次いで20代に多い"冷えのぼせ"の若年化

冷え症は年を重ねるごとにその症状が悪くなる傾向がありますが、“冷えのぼせ”の割合を世代別で見たところ50代に次いで20代の"冷えのぼせ"傾向が強いことが分かりました。

南雲久美子 院長
50代の人は更年期症状と混合している人もいますが、20代は生まれた時からエアコンを使う環境で生活をしてきて、それに加え運動不足や身体を冷やす食生活、寝る直前までスマートフォンを使うなどの生活習慣が背景にあり、本来50代以降に見られる傾向が若年化しています。

グラフ2:世代別の冷えのぼせの割合グラフ2:世代別の冷えのぼせの割合

冷えのぼせの実感は、10・11月以降に増加

冷えのぼせの症状が1年を通して何月頃から気になるかについて調査したところ、10月11月以降に増加することが分かりました。

南雲久美子 院長
10月11月に現れやすいのは、夏場に身体を冷やしてしまった結果が、季節の変わり目で温度や湿度が不安定になり、温度差が大きくなる時期に出やすくなります。

グラフ3:一年の中で冷えのぼせを感じる時期グラフ3:一年の中で冷えのぼせを感じる時期

汗が出るのが冷えのぼせの典型的な症状

“冷えのぼせ”の典型的な症状は、『1.上半身は冷えを感じていないが、手・足は冷たいと言われる』など5つあります。
そして、2・3・4・5のように冷えのぼせの人は、冷え症にも関わらず「汗」の症状がでていることが分かります。

南雲久美子 院長
2のような症状の人は“冷えのぼせ”の自覚があっても、1のような人は自分が“冷えのぼせ”であるという自覚がない人も多いです。また、20代や30代の女性では、プレ更年期症状などと勘違いをしている人もいます。

グラフ4:冷えのぼせの典型的な症状についてグラフ4:冷えのぼせの典型的な症状について

冷えのぼせチェックリスト

以下は、“冷えのぼせ”をチェックする項目です。身体の中で「冷え」と「ほてり」の症状があることをチェックします。
1つでも当てはまったら、"冷えのぼせ"の可能性があります。チェック項目が多いほど要注意です。

チェックリスト

  • 上半身は特に冷えを感じていないが、手足は冷たいと言われる
  • 上半身は特に冷えを感じていないが、手足は冷たいと言われる
  • 気温・運動などの暑くなる条件の後に、カーッと熱くなり、上半身から汗がどっと出る
  • 冷えの自覚はないが、冷たいものを食べたり飲んだりするとトイレが近くなる
  • 手のひらや足の裏などにじっとりと汗をかく

冷えのぼせの原因と影響

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